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札幌を拠点に活動する劇団です。2011年1月1日結成。
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役者ノート(10)演技中におけるコミュニケーション

2012.09.29 11:35|役者ノート
こんにちは。小佐部です。

昨日突如として、「演劇ってなんぞや」ということを、体系的にまとめる時期ではなかろうか、
と思い始め、(法学部なので)条文風にまとめ始めたのでした。
昨日の時点で、

演劇、脚本、演出、役者、観客、
音響効果、照明効果、映像効果、舞台装置、小道具、衣装、
受付、宣伝物、広報、プロデューサー(制作)、その他事務、
劇団、劇場

の全18項目を自分なりに定義してみて、それぞれいかなるものなのかというのを整理している途中でございます。
(別に暇というわけではありません。)

そのなかで役者の項目を以下のようにしました。

【第6条】(定義)
①「役者」とは、脚本および演出の指定に基づき、観客の前で演技を行う者である。
②脚本および演出に指定されていない事項については、脚本および演出の指定の意図に適合する範囲で、役者の自由裁量によって演技してよい。脚本および演出に指定された事項についても、より脚本および演出の意図に適合する演技がある場合は、その演技を行わなければならない。
③「演技」とは、現実とは異なる設定に基づき、自己の肉体を用いる、意図のある表現である。
④継続的に観客の前で演技を行い、それによって対価を得ている者を「俳優」という。
⑤役者以外の者(観客を除く)は「スタッフ」という。

【第7条】(演技)
役者は演技をするにあたって次のことに留意しなければならない。
 1 演技中に他の役者と、または必要に応じて自己あるいは観客とコミュニケーションをとること
 2 コミュニケーションを促進するため、台詞が明瞭に聞き取れるように発声するなどの処置をすること
 3 演技中に自己がどのような演技をしているか自覚すること

と、こんなよくわからないものを書くにあたって、
はて、演技とはなんだ、と考え始め、
「演技にはコミュニケーションが必要だ」という考えに至ったのでした。

僕は演技には臨場感が必要だと考えているのですが、
その臨場感というのはどうやったら出るのだろう、と考えていたところでした。
そしてコミュニケーションがとれてないときは臨場感がないということに気づいたのでした。

つまりどれだけスピーディに台詞を読もうと、上手く見える演技をしようとも、
舞台上でコミュニケーションをとれていない限り嘘っぽく見えるだろうということです。

コミュニケーションが必要だろうと考えると、
台詞やト書きをコミュニケーションツールとして捉えることができます。
与えられた台詞とト書きを使ってどのようにコミュニケーションをとるか、
というよう考え方を転換するのです。

では、独白はどうなのか。独り言はコミュニケーションなのか。
その通りです。独白は、不在の他人、自己あるいは観客とのコミュニケーションにほかならないのです。
例えば、この世にいない恋人に話しかけるのは「不在の他人」とのコミュニケーション、
自分の気持ちを吐露するのは「自己」とのコミュニケーション、
観客への説明は「観客」へのコミュニケーションなのです。

小佐部


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